行政書士の開業について

行政書士にとってわからないことも、準備を怠らなければ実務のうちになる

実務として行政書士の仕事をしていくと、必ずわからないことにぶつかります。
広大な仕事量を誇るわけですから、珍しい話ではありません。
ここでの対応によって、今後の実務に大きな影響を与えます。

 

わからないことをわからないと答えてしまうのは簡単です。
正直に答えているのですから、何も非がないように思うかもしれません。
ですが、顧客からすれば、行政書士の看板を見て訪れてきているわけです。
自分で依頼するということで考えた場合でも、そんな事務所であればその看板に偽りありと思ってしまうのは当たり前のことになります。
幅広い業務が特徴ではありますが、範囲が広すぎて知らないことだってありますということは、顧客は考えてくれるわけではありません。

 

そこで、どこか専門のところを紹介するという手もあります。
幅広い業務内容ですから、中には専門の部署などがある場合もあります。
しかし、たらいまわしにされた顧客は二度と訪れることはありません。

 

そこで、顧客の話を聞きながら、重要な点を洗い出して手がかりとし、仕事をこなせる方法を考え出していきます。
その手掛かりを使い、今まで準備してきた自分の引き出しから答えを探し出すのです。
書籍などもいろいろと出ていますし、ひな形が販売されていることもあります。
答えにたどり着くためには常に準備が必要なのです。

 

この後の約束をする場合にも注意がいります。
顧客には、2〜3日という言葉は厳禁です。
実務のうえで、時間というものははっきりと答えなければいけません。
あいまいな時間の返答は、顧客側にとって2日なのか3日なのかはっきりしないために、自分の首も絞めてしまうのです。
正確に時間を応え、そこまでに間に合わせるようにするのも、行政書士の実務の能力のうちになるのです。